分蜂が続いているニホンミツバチの巣ですが、巣箱の中がいっぱいになっているのではないか、という意見が家族の中から出たので、急遽、箱の中を確認してみることにしました。
すると底板ギリギリのところまで巣が垂れ下がっています。
王台(女王蜂が羽化した部屋)の脱け殻(黄色い部分)も2つ見えました。
こんなに巣がいっぱいでは、ハチはみんな飛んで出ていってしまうのではないか、という話になり、採蜜して、下段に接ぎ箱を足すことにしました。
蜂にドライヤーの風を吹き掛け、作業箇所から避けてもらいながら、巣箱のてっぺんのふたを外します。
上から1段目と2段目の箱の間に針金を入れて引っ張り、巣を切り取ると、中には蜜がいっぱい。
その後、ハチを潰さないように慎重に下段に継ぎ箱を入れ、上はふたをして、作業を終えました。
採った蜜を味見してみましたが、花の香りがしてとても甘かったです。
これで新しく巣を作る空間ができたので、家出せず、このままいて欲しいなと思います。