りんご畑で読書、時々お茶。

りんご園手伝いacoの生活メモ

はちみつを巣ごと食べる

夏ごろ、父が、蜂がいなくなったニホンミツバチの巣を取ってきた。が、我が家には蜜を取り出す道具がない。どうやってはちみつを巣から出そうかと思案したのだけれど、思いきって試しに巣ごと食べてみることにした。


巣をスプーンですくい、口の中に入れて噛む。中からじゅわーっとはちみつがしみだす。甘い、そして何とも言えない複雑な味がする。これは一体何種類の花の蜜の味なんだろう。名を知らぬ花もたくさん混じっているんだろうな。


蜜を味わったあと、口の中に残ったロウは食べても無害らしいけれど、うまく飲み込めなかったので、口から出して捨てた。

ふと、熊もはちみつを食べるとき、ロウは口から出すのだろうか、どうしているのかな?と疑問に思い調べてみると、残さず丸ごと食べてしまうとあったので、驚く。
(本当のところは熊に聞いてみないと分からないが)

お残しをしない熊は、蜂の巣にある抗酸化成分も残らず摂取して、あの毛皮の下は意外とモッチリお肌なのかしらん。


蜂に感謝して、残りのはちみつもいただこうと思う。