りんご畑で読書、時々お茶。

りんご園手伝いacoの生活メモ

地面に生えたロマン

今日、りんご畑で作業をしていたら、りんごの種から生えた芽(実生・みしょうといいます)を発見しました。

りんごは自家受粉しないので、他の品種の花粉と交配して実がなります。

例えば、ふじの花に、王林やつがるの花粉をかけあわせて実をならせます。

ふじの木にはふじの実がなりますが、ふじの果実の中の種を育てると、自家受粉していないので、ふじではないりんごになります。

(まだまだ勉強中で、説明がへたくそですみません…)

 

つまり、接ぎ木苗でない実生のりんごは、新しい品種かもしれない、可能性を秘めたロマンの塊なのです。

ちょっと盛った表現ですが、実際、いくつもの品種がそうやって生まれています。

 

…さてこの苗、どうしましょうか。鉢にあげてしまうと管理が大変なので、畑の端っこに移植してみようか、考え中です。

今週のお題「盛り」