少し前ですが、絵本「ふくろうくん」
の作者、アーノルド・ローベルの展覧会を見に、いわき市立美術館へ行ってきました。
「ふくろうくん」の感想ブログを書いたあと、今、展覧会が開催されていることを偶然ネットで知り、久しぶりの外出に不安もありましたが、ぜひ行ってみたいと出かけてきました。
教科書にものっていた「がまくんとかえるくん」シリーズの原画も展示されるということで、平日にもかかわらず、会場は盛況でした。
がまくんとかえるくんシリーズの他にも、様々な作品の原画や下書きが展示されていました。
当たり前かもしれませんが、実際に見る原画は、どれもほんとうに絵が上手です。
(上手という言葉でいいのかしらという感じですが…。)
アーノルド・ローベルは「ふくろうくん」を「最も個人的な作品だ」と語ったそうです。
会場では、ローベルの美しい絵と、やさしいお話がどんな風にできたのかの一端をかいま見ることができ、思いきって出かけてよかったです。
そして、見終えたあとには、(かたつむりくんががまくん宛てにゆっくり配達するお手紙を、のんびり待つように)色々あっても人生焦らず進んでいこう、という気持ちになった、そんな美術展でした。